New York Post が以下の記事を掲載した。
元バチカン駐米大使、ハリス氏を「悪魔に従う地獄の怪物」と呼ぶ
今年初めに破門され物議を醸している元ローマカトリック教会の大司教は、アメリカのカトリック教徒に対し、カマラ・ハリス副大統領は「悪魔に従う地獄の怪物」であるため、ドナルド・トランプ前大統領に投票しなければならないのは「疑問の余地はない」と語った。
2011年から2016年までバチカンの米国大使を務めたカルロ・マリア・ヴィガーノ氏は、今年11月に米国のカトリック教徒に宛てた激しい公開書簡の中で、「国家の統治を考える上で、根本的に相反する2つの方法のどちらかを選ばなければならない」と述べた。
「選択は、ディープステートとの戦いに命を捧げている保守派の大統領と、悪魔に従う地獄の怪物との間である」とヴィガーノ氏は書いている。
「カトリック教徒にとって、カマラ・ハリスに投票することは道徳的に許されない、非常に重大な罪であることに疑問の余地はない。また、この戦争において中立を宣言することは敵と同盟を結ぶことを意味するため、棄権することも道徳的に不可能だ」と彼は語った。
彼は続けて、トランプ氏に投票することは「反カトリック、反キリスト教、反人間的な社会観からしっかりと距離を置くことを意味する。それはジョージ・オーウェルが予言したものよりもさらに悪い地獄のようなディストピアを作ろうとする人々を止めることを意味する」と述べた。
ヴィガーノ氏は、フランシスコ法王と1960年代の第2バチカン公会議で行われた近代教会の改革を公然と批判したため、7月にカトリック教会から破門された。
彼の書簡には、「ディープステート」を含む数多くの陰謀論への言及があり、前回の大統領選挙を「2020年の詐欺」と呼び、世界各国の政府が「地球温暖化詐欺の信憑性を高めるために」気候変動を操作したと示唆している。
元ウルピアナ大司教(ヴィガーノ氏のこと)はまた、公立学校で教えられている「目覚めた」イデオロギーや性的に露骨な内容など、米国で問題となっている文化的課題にも触れ、「幼稚園からの洗脳と腐敗の巣窟」と呼んだ。
ヴィガーノ氏はハリス氏を、バラク・オバマ前大統領、ヒラリー・クリントン前国務長官、リベラル派の億万長者ジョージ・ソロスに操られている「操り人形」だと非難した。
同氏はトランプ氏を「目覚めた左派が決定的かつ取り返しのつかない、そして将来の世代に計り知れない損害を与える形で実行しようとしているグローバリストのクーデターに対抗できる唯一の選択肢」と呼んだ。
「私たちはキリストが統治することを望んでおり、誇りを持って宣言しています。キリストは王です! 彼らは、混乱、戦争、病気、飢餓、そして死で成り立つ暴政をおこなう反キリストが統治することを望んでいます」とヴィガーノ氏は付け加えた。
先月発表されたピュー研究所の調査によると、カトリック教徒の52%がトランプ氏に投票する予定で、47%がハリス氏を支持していることが明らかになった。
オリジナルテキスト Former Vatican ambassador to US calls Harris ‘an infernal monster who obeys Satan’ NEWYORKPOST 2024/10/25 7:19 a.m. ET