アメリカの人員削減

去年の春頃からアメリカでは大規模な人員削減がおこなわれてきた。IT・金融業界が中心だが、おそらくAIが簡単に情報を集めるようになったので、人海戦術的な仕事を頭のいい人、仕事の効率がいい人を中心にAIを補佐として使えるようになったからだろうと思われる。さらに、顧客に端末を利用させて接客も効率化を図っていくのだろう。そのようにした企業は株価を上げているそうだ。

しかし一方で失業者が増え、再就職も難しくなる。

企業のトップに近い人たちにとってはいいことづくめだろう。株価が上がって人件費が削除でき、効率があがる。しかし、一般に雇用されていた人たちはどうなるのだろう? 人手があまるので、何か新しい起業をするのにはいいのかもしれない。しかし、多くの人は不安を抱える。その結果が最近のアメリカの街中の様子なのだろう。

トランプ政権ができ、政府内でも人員削減が始まった。CIAやUSAIDについてニュースになっているが、日本ではあまり伝えられない。

米CIA、「全職員」を対象に早期退職を提案 CNN 2025/2/5 16:40 JST

【解説】 米国際開発局(USAID)とは? なぜトランプ政権の標的に? BBC 2025/2/5

この件についてネット上ではさまざまな噂が流れている。日本にも何かの影響が来るだろう。

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