米国の景気減退で済むのか?

8月3日の朝、NHKがニューヨークの平均株価下落を伝えた。900ドルを超える大幅な値下がり。その結果、円高が加速し、1ドル=146円台半ばまで値上がりした。

その結果、8月5日の夕方には韓国の総合株価指数KOSPIも8%以上下落した。
朝鮮日報はこのように伝えている。

韓国総合株価指数が8.77%安 終値で過去最大の下げ幅

一方、東亜日報では韓国をはじめ、アジア株が一斉に暴落していると伝えている。

米国の景気減速への恐怖でアジア株が一斉に暴落

NHKも5日の19時にはこのように伝えている。

株価 過去最大の値下がり ブラックマンデー超え“4つの要因”

NHKは株価急落に四つの要因を挙げている。

1.アメリカの景気減速への懸念

2.円高ドル安の加速

3.中東情勢の緊迫化

4.投機筋の仕掛け

しかし、1.のアメリカの景気後退の懸念は、それだけにとどまらず、基軸通貨としてのドルがその座をうばわれる危険性が大きいのではないか? 基軸通貨崩壊の序曲が始まったと見た方がいいのではないか? 見方によっては、すでに基軸通貨たり得ないという人もいる。

であれば、日本は、普通に考えれば、ドルを手放して次の基軸通貨に狙いを定めるべきであるうが、アメリカはそのようなことを許してはくれないだろう。しかし、そのようなことが起きたとき、どのように対処するかくらいは考えるべきだろうが、今の日本政府ではそんなことはできないだろう。せめてどこかのシンクタンクが考えておいて欲しいものだ。

このタイミングで自民党の総裁選の話が出てきた。どういう意味なのか、よく考える必要がある。

自民 総裁選の日程は20日に決定へ

何かの圧力でまとめられた集団は瓦解が早い。国会でのやり取りを見るにつけ、政府の腐敗はすでに度を越しているように感じる。
どこかの時点から数ヶ月の混乱を覚悟しておくべきかもしれない。

ハマスとヒズボラの幹部の葬儀

ニューヨークタイムスがライブアップデートと称して、Xのタイムラインのように数名の記者による同時多発的記事の投稿をしている。

ライブアップデート:イスラエルは過激派指導者の殺害を主張、他の2人の葬儀が執り行われる

記事を全て追うことはできないが、一部の翻訳をここに残す。

ハマス最高指導者ムハンマド・デイフ氏の消息は不明で、ハマスも同氏の死亡を確認していない。今週暗殺されたハマスとヒズボラの幹部の葬儀には数千人が参列した。

Updated
Aug. 1, 2024, 10:44 a.m. ET39 minutes ago
Aaron BoxermanFarnaz Fassihi and Qasim Nauman

イスラエル軍は木曜日、7月中旬にガザ地区の施設を空爆し、10月7日の攻撃の主たる計画者の一人とされるハマス武装組織の指導者、ムハンマド・デイフの殺害に成功したと発表した。

この発表は、テヘランとベイルートで行われたハマスとヒズボラの主要指導者の葬儀に数千人が参列する中で行われた。彼らの暗殺は中東でのより広範な戦争への懸念を強め、ガザでの停戦交渉を危険にさらしている。

Aug. 1, 2024, 10:54 a.m. ET30 minutes ago
Euan Wardreporting from Beirut, Lebanon

ナスララ師の演説が終わると、シュクル師の棺が外の通りに運び出され、会葬者の波に迎えられた。葬列がベイルートの南郊を進む中、人々は必死に前後に押し合いへし合いしながらナスララ師の遺体に近づこうとし、拳を空中に振り上げていた。「逃げることも退くこともできない」と群衆は叫び、拡声器から響き渡るスローガンを繰り返した。殺された戦闘員の写真を掲げる者もいた。ヒズボラとパレスチナの旗を掲げる者もいた。

Aug. 1, 2024, 10:40 a.m. ET44 minutes ago
Johnatan Reiss

ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、先月の攻撃でハマス武装組織のリーダーであるムハンマド・デイフを殺害したというイスラエルの主張について、「デイフは10月7日の恐ろしい虐殺とイスラエルの民間人に対する多くの殺人攻撃の責任者だ。彼は何年もの間イスラエルの最重要指名手配犯だった」と語った。首相官邸によると、ネタニヤフ首相は軍の国内戦線司令部との会談で、今回の殺害は「非常に明確な原則を確立するものだ。我々に危害を加える者は誰であれ、我々は報復する」と述べた。ハマスはデイフの死亡を確認していない。

Aug. 1, 2024, 10:29 a.m. ET56 minutes ago

テヘランで行われたハマス指導者の葬儀には、イランの最高指導者を含む数千人が参列した。

木曜日、イランの首都を訪問中に宿泊したゲストハウスに仕掛けられた爆弾により前日に暗殺されたハマスの最高指導者、イスマイル・ハニヤ氏の葬儀が4時間にわたって行われ、数千人がテヘランの通りに詰めかけた。

イラン、パレスチナ、レバノンの過激派組織ヒズボラの旗を振りながら、花や飾りのついた天蓋付きトラックがハニヤ氏の棺を乗せてテヘランを走行する中、大勢の弔問客がトラックを取り囲んだ。

葬儀の映像には、イランの最高指導者アヤトラ・アリー・ハメネイ師と新大統領マスード・ペゼシュキアン氏がハニヤ氏のために祈りを捧げながら涙を拭う様子が映っていた。イランはイスラエルとの10か月近く続く戦争でハマスを支援しているが、ハニヤ氏の葬儀では、シーア派政権の指導者がスンニ派の戦闘員として異例の感情を爆発させた。

葬儀後のソーシャルメディアへの投稿で、イラン政府は、ペゼシュキアン氏がハマスの政治事務所の匿名の幹部に電話をかけ、「イランは抑圧されたパレスチナ人への支援を怠っておらず、より強い決意で抵抗を支援し続ける」と伝えたと述べた。

さらに、イラン政府の声明によると、アリー・バゲリ外相はエジプトの外交トップに電話し、イスラム協力機構の緊急会議の開催を働きかけ、「地域のすべてのイスラム諸国はテロ攻撃に対抗するための措置を取る」よう要求した。

イランとハマスは、ペゼシュキアン氏の就任式に出席するためテヘランに滞在していたハニヤ氏の殺害はイスラエルの仕業だと非難している。アメリカ当局もイスラエルが攻撃に関与したと評価しているが、イスラエルは公には認めていない。

対照的に、イスラエルは、火曜夜にレバノンで実施した攻撃についてすぐに説明し、ハニヤ氏が約1,000マイル離れた場所で爆発装置で暗殺される数時間前に、ヒズボラの高官を殺害した。ヒズボラ高官フアド・シュクル氏の葬儀も木曜に執り行われた。

この攻撃と、イランとその同盟国による報復の誓約は、西側諸国の当局者の間で、より広範囲にわたる地域戦争への懸念を引き起こしている。

テヘランでハニヤ氏のために祈りを捧げている間、ハメネイ師は何度も空を見上げて見回しているように見え、ソーシャルメディアでは、葬儀中に標的にされることを心配しているのではないかとの憶測が飛び交った。

Aug. 1, 2024, 1:59 a.m. ETAug. 1, 2024
Qasim Nauman

イランの国営テレビ局プレスによると、トラックが、同じく水曜日に殺害されたイスマイル・ハニヤ氏とその護衛の遺体を、テヘランのアザディ広場に運んでいる。同テレビ局の生中継では、花で飾られた平底トラックが弔問客の群れの中を進む様子が映し出された。

イランの最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師がイスマイル・ハニヤ氏の葬儀の祈りを主導した様子がプレスTVの生中継で放送された。国営テレビ局は、この儀式を「国葬」と表現した。

イランの国営テレビ局プレスTVは生中継で、木曜朝、イスマイル・ハニヤ氏の葬儀に出席するため大勢の人々がテヘラン大学に集まったと伝えた。映像には数百人と思われる参加者の姿が映っており、その多くがパレスチナとヒズボラの旗を掲げていた。

ニューヨーク・タイムズ紙に画像を共有したイラン当局者によると、テレグラムで出回っているテヘランの損壊した建物の写真は、水曜日にハマスの幹部であるイスマイル・ハニヤが殺害された場所だという。

ハニヤ氏はイランの新大統領就任式に出席し、同国の最高指導者と会談した後、水曜日早朝にテヘランで殺害されたが、その詳細はまだ不明である。イランとハマスはハニヤ氏の死亡を発表し、殺害はイスラエルによるものだと非難したが、何が起こったかについてはほとんど詳細を明らかにしていない。イスラエルは責任を認めも否定もしていない。

この画像を共有した当局者は、公の場で話す権限がないため、匿名を条件に語った。イラン革命防衛隊関連のテレグラムチャンネルで出回っているこの写真には、テヘラン北部の高級で緑豊かなザファラニエ地区にある6階建ての建物が写っている。建物は政府の儀式に使われるサアダバード宮殿に隣接している。その場所はテヘラン北部で爆発があったという初期の報告と一致しており、タイムズ紙は写真に写っている建物と現場の衛星画像を照合し、それがテヘラン北端の建物であることを確認した。

建物の一角は損傷を受けたようで、緑色の布で覆われている。1階の屋根には瓦礫が見える。

わずか6日前、衛星会社マクサー・テクノロジーズが7月25日に撮影した同じ建物の別の画像には、目に見える損傷はなく、緑色の防水シートも写っていない。これは、損傷を示す画像が最近撮影されたことを示唆している。防水シートが建物にいつ敷かれたのかは正確には不明である。

今もある狂犬病

日本では、もうほとんど聞かれなくなった狂犬病ですが、まだ海外には存在します。

大分大学グローカル感染症研究センターの西園晃教授などの研究グループがフィリピンで狂犬病の疑いで入院した人たちを調査して、感染源を調べたところ、狂犬病の感染源として特定された犬のうち、年齢がわかった犬68匹に対し、生後一歳未満の犬が40匹いたそうです。つまり生後1年未満の子犬に噛まれ、発病した人が多かったのです。

狂犬病の罹患者は、アジア、アフリカを中心に年間5万9千人もいるとのこと。可愛い子犬でも海外では狂犬病の可能性がまだあります。もし噛まれてしまったら、念のため医療機関で治療してください。潜伏中に治療すればほとんど治りますが、発症すると死に至る病です。

狂犬病の感染原因は子犬にかまれたケースが多いことを解明 NHK 24/7/29

暗殺は米国の意図か?

イランの新聞「テヘラン・タイムス」では、イスラエル政権がレジスタンスの司令官や指導者を標的にしていることに対して怒りを表し、2024年4月のイスラエル攻撃以上のことをしなければならないと訴えている。西欧諸国の対応についても非難している。

その中で、アナリストのホセイン・カナニ氏は、西側諸国が国際法を無視して攻撃するイスラエルにお墨付きを与えてしまったという。さらにモハマド・バヤティ氏によれば、米国が停戦合意を迫っているのは大統領選があるためで、それを急ぐために暗殺が行われたのではないかと書いている。

記事内容は以下の通り。

“暗殺は米国の意図か?” の続きを読む

ハマス議長イスマイル・ハニヤ氏がイランで暗殺される

今朝、ヒズボラのNo.2の暗殺を報じたばかりなのに、ハマスのトップが続けて暗殺されてしまった。

イスラエルのメディア ISRAEL HAYOM によれば、イスラエルからの犯行声明はまだなく、メディアの調べではテヘランの自宅を空爆されたと発表しているが、一方、サウジアラビアのアラブニュースは、「イスラム革命防衛隊の発表によると居住地を襲われた」という表現になっている。また、NHKでは「撃たれた」という表現になっている。

イラン国営テレビによりますと、イランの軍事精鋭部隊の「革命防衛隊」も31日、声明を出し、「ハマスのハニーヤ最高幹部が31日の朝、テヘランで撃たれ、ボディーガード1人とともに殉教した」と発表しました。

NHK

情報がまだ錯綜していてどちらが正しいのかはよくわからないが、後ほどはっきりしたら追記する。

サウジアラビアが発行しているアラブニュースでは、次のリンクのように発表している。

ハマス議長イスマイル・ハニヤ氏がイランで暗殺される(日本語版)

イランのテヘランタイムスの記事は以下のようになっている。

タイトル
ハマス指導者イスマイル・ハニヤがテヘランで殉教

IRGC(イスラム革命防衛隊)が発表した声明によると、イスマイル・ハニヤ氏と彼のボディーガードの1人は、テヘランの自宅が攻撃された後に殉教した。

「パレスチナの英雄国家とイスラム・ウンマ、抵抗戦線の戦闘員、そして高貴なイラン国家に哀悼の意を表します。今朝(水曜日)、テヘランでハマスのイスラム抵抗組織の政治事務所長であるイスマイル・ハニヤ博士の自宅が攻撃され、この事件の後、彼と彼のボディーガードの1人が殉教しました」と声明には書かれている。

この事件についてはさらに調査が行われている。

ハマスは、ハニヤ氏が火曜日にイランのマスード・ペゼシュキアン大統領の就任式に出席した後、「テヘランの自宅へのシオニストの空爆で」暗殺されたと述べた。

AP通信によると、ハマスは声明で「偉大なパレスチナの人々、アラブ諸国とイスラム諸国の人々、そして世界のすべての自由な人々に、兄弟指導者イスマイル・ハニヤ氏が殉教者であることを宣言する」と述べた。

同グループは別の声明で、パレスチナの大義には「代償」が伴うとし、「我々はその代償を覚悟している。パレスチナのため、全能の神のため、そしてこの国の尊厳のために殉教する覚悟がある」とハニヤ氏が語ったと伝えた。

ヨルダン川西岸では、パレスチナのマフムード・アッバス大統領がハニヤ氏の暗殺を「卑怯な行為であり危険な展開」と非難した。占領地の政治勢力は殺害に抗議してストライキを呼びかけた。

ガザ保健省によれば、10月の攻撃以来のイスラエルとハマスとの戦争で、39,360人以上のパレスチナ人が死亡し、90,900人以上が負傷したという。同省の集計には民間人と戦闘員の区別はない。

テヘランタイムスのオリジナルテキスト

_________________24/7/31 21:14追記

この事件に対して英国で発行されている汎アラブ紙 Asharq al-Awsat は、「テヘランでのハニヤ暗殺に対する国際的非難」という記事を掲載している。それによると、中国、ヨルダン、カタール、イラク、トルコ、ロシア、パキスタンが、イスラエルの行動を非難している。

以下は自動翻訳によって訳したもの。多少不自然な箇所があるがご勘弁を。

タイトル
テヘランでのハニヤ暗殺に対する国際的非難

概要
カタールはこの作戦を「危険なエスカレーション」とみなしている…そしてトルコ政府:攻撃は戦争範囲の拡大を目的としている

本文
中国、カタール、トルコを含む数カ国は、ハマス政治局長イスマイル・ハニヤ氏の暗殺を非難した。

アラブおよび国際的な非難がこれだけ集まった。

中国

中国は水曜日、ハニヤ氏の「暗殺」は「地域情勢のさらなる不安定化」につながると警告した。フランス通信社の報道によると、外務省の林剣報道官は「我々はこの事件を深く懸念しており、暗殺に強く反対し非難する」と述べた。

ヨルダン

ヨルダンは、中東地域の緊張と混乱を増大させる「エスカレートする犯罪」であるとして、テヘランでのハニヤ氏の「暗殺」を強く非難した。ヨルダン外務省は声明で、ハニヤ氏暗殺を「最も強い言葉で」非難し、これは「国際法および国際人道法への違反であり、ヨルダン情勢をさらなる緊張と混乱に導くエスカレートする犯罪」であると述べた。

カタール

水曜日、カタールはまた、テヘランでのハニヤ暗殺を非難し、これを「凶悪な犯罪」であり「危険なエスカレーション」であるとみなした。ハニエ氏の邸宅でハマス政治局員とともにガザ停戦交渉の調停を主導していたカタール外務省は、「カタール国は、ハニヤ氏の暗殺を最も強い言葉で非難する」と述べた。イスマイル・ハニヤの暗殺は凶悪な犯罪であり、国際法および人道法の危険かつ重大な違反であると考えている。」カタールは数か月間、エジプトと米国の支援を受けて、人質解放を含むガザ停戦合意に向けて交渉を仲介してきた。カタール外務省はさらに、「今回の暗殺とガザの民間人を標的にし続けるイスラエルの無謀な行動は、この地域を混乱のサイクルに陥らせ、和平のチャンスを損なうことになるだろう」と付け加えた。ハマスがダマスカスにある事務所を閉鎖した後、カタールは2012年からハマスの政治事務所を置いている。

イラク

水曜日、イラクはテヘランでの攻撃によるハニヤ大統領暗殺を非難し、これは地域の安全と安定に対する脅威であるとみなした。イラク外務省は声明で、「イラク共和国政府は、イランの首都テヘランでのハマス運動政治局長イスマイル・ハニーエ暗殺を最も強い言葉で非難する」と述べた。さらに彼女は、イラク政府が「この攻撃的な作戦が国際法への重大な違反であり、地域の安全と安定に対する脅威であることを確認している」と付け加えた。

トゥルキエ(トルコ)

トルコ外務省は「我々はテヘランでの卑劣な暗殺作戦によるハマス運動の政治局長イスマイル・ハニヤの暗殺を非難する」と述べ、「この攻撃はガザでの戦争を拡大することも目的としている」と約束した。地域レベルです。」

さらに、「祖国で国家の屋根の下で平和に暮らすために、ハニヤのような何十万人もの殉教者を犠牲にしたパレスチナの人々に哀悼の意を表します」と付け加えた。トルコ外務省は続けて、「ネタニヤフ政権には和平を達成する意図がないことが改めて証明された」と述べた。

トルコ政府は、「国際社会がイスラエルを阻止する措置を講じなければ、我が国の地域はさらに大きな紛争に直面することになるだろう」と警告した。

ハニヤ氏は10月7日以前から定期的にトルコを訪問しており、エルドアン大統領も昨年4月にイスタンブールでハニヤ氏を歓迎した。

ロシア

一方、ロシア情報局は、ロシアのミハイル・ボグダノフ外務次官が本日、ハニヤ氏殺害は「全く容認できない政治犯罪」であると述べたと伝えた。

ボグダノフ氏は同庁に対し、「これは全く容認できない政治的殺人であり、さらなる緊張の高まりにつながるだろう」と語った。さらに、「ハニヤ殺害はガザでの停戦交渉に悪影響を与えるだろう」と付け加えた。

水曜日、クレムリンは、ハマス政治局長イスマイル・ハニヤ氏のテヘランでの暗殺を非難し、ハマスはイスラエルによる攻撃だと非難した。クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は記者団に対し、「このような行動は地域に平和をもたらす努力に反するものであり、すでに緊迫した状況を不安定化させる可能性があるとわれわれは考えている」と語った。ロシアはしばしば非難する。同党は、アラブ諸国、イラン、ハマス、イスラエルとこの地域での暴力と関係があり、米国がパレスチナ独立国家の必要性を無視していると非難している。

パキスタン

一方、パキスタンはハニヤ暗殺を「テロ」に等しい「無謀な行為」であると非難した。外務省は声明で「パキスタンは、この地域におけるイスラエルの行き過ぎた冒険を大きな懸念をもって見ている」と述べた。その最近の措置は、すでに不安定な地域における危険なエスカレーションを構成しており、平和をもたらす努力を台無しにしている。」

Asharq al-Awsat のオリジナルテキスト

ベイルート、イスラエルによって攻撃される

ロイターによると、レバノンの首都ベイルートが30日午後7時40分頃爆破された。

イスラエル軍は直後、同国に拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラの司令官ファド・シュクル氏を空爆によって殺害したと発表。27日に起きたゴラン高原へのロケット弾攻撃の報復としている。

イスラエル「ヒズボラ司令官殺害」、レバノン首都に報復攻撃 ロイター 2024/7/31 9:17

_____________24/7/31 10:27追記

【随時更新】イスラエル・パレスチナ 中東情勢 NHK 24/7/31 8:06

以下はイスラエルの新聞、ISRAEL HAYOM の当該記事の翻訳。

タイトル
イスラエル国防軍がベイルートでヒズボラNo.2を排除

概要
12人の子供が死亡したマジダル・シャムスへの致命的な攻撃を受けて、イスラエル国防軍はヒズボラの高官司令官を排除することに成功した。

本文
イスラエル国防軍(IDF)はベイルートでの大胆な攻撃で、イスラエル民間人に対する致命的な攻撃の責任者であるヒズボラの高官を標的攻撃で排除した。

殺害された司令官は、ヒズボラ指導部のナンバー2で、正式にはテロ組織の軍事部門の副司令官を務めていたフアード・シャカール(通称「ハジ・モフセン」)だった。イスラエル国防軍は公式声明で暗殺を認めた。

イスラエル国防軍報道官は「イスラエル国防軍はベイルートで精密攻撃を実施した。標的は、最近マジダル・シャムスで子供たちと多数のイスラエル民間人を殺害した司令官だ」と述べた。

ソーシャルメディアプラットフォーム「X」での最初の書き込みでは、ヒズボラの拠点として知られるベイルートのダヒエ地区での強力な爆発の映像を伴い、ソーシャルメディアプラットフォーム上に拡散していった。

土曜日、ゴラン高原北部の村マジダル・シャムスのサッカー場がヒズボラのロケット弾の直撃を受け、子供と若者12人が死亡、少なくとも30人以上が負傷した。レバノンのテロ組織による最近の別の攻撃では、イスラエル北部ガリラヤ半島のキブツ・ハゴシュリムで、30代のイスラエル人男性がヒズボラのロケット弾の集中砲火で死亡した。

ISRAEL HAYOM のオリジナルテキスト

母子家庭からこんなふうに脱したブラジル家族

ブラジルの日本語新聞「ブラジル日報」に面白い記事を見つけた。
見出しは「姉妹が一人の男性と共同結婚生活=新しい愛の形を選んではや5年」という記事。

簡単に書くと、ある農夫が姉妹二人を妻に娶って幸せに暮らしているという話。

ブラジルも一夫一婦制なので、一人の男と二人の女性がポリアモリー(合意に基づいて複数の人と同時に関係を結ぶ恋愛スタイル)でいることが珍しく、話題を呼んでいるとのこと。

なぜそのような関係になったのかは、複雑な過程を経ているようだ。リンクから記事を読んでいくと、「なんでそんな関係になったのか?」はわかりにくいが、最後の文章にヒントがありそうだ。

農業に従事する彼らにとって、家事を分担できることや、不測の事態に対応してくれる誰かがいることは大きな利点だ。彼ら3人の他に、デイカさんの連れ子が2人、マルセロさんの連れ子1人、そしてアナンダさんとマルセロさんの息子が1人の合計7人家族だ。

ブラジル日報

つまり、記事全体を読んで理解できる関係構築はこうだ。

まず、マルセロさんが最初の結婚をし、子供を1人作るが、離婚してしまう。

その結婚の前か後かは判然としないが、マルセロさんは姉のディカさんと付き合う。

でも二人は別れ、ディカさんは別の男性と結婚し、子供が二人できるが、のちに離婚してしまう。

妹のアナンダさんとマルセロさんが付き合い始め、あるときマルセロさんがアナンダさんの家に行くと、ディカさんが姉だったことに気づく。

ここまで話を聞くと、かつてのドロドロ関係のトレンディドラマを思い出すが、アナンダさんとマルセロさんはめでたく結婚し、一人の子供を授かった。前後関係は不明だが、マルセロさんはアナンダさんに、かつてディカさんと恋愛関係にあったことを打ち明けたという。

ある日アナンダさんはマルセロさんに聞いた。

「男としての最大の願いは何か」

それに対してマルセロさんの返答は「第二夫人を持つこと」だったそうだ。

それで、妻のアナンダさんは非一夫一婦制への道を歩むことを決意したという。それまで9年間一夫一婦制の夫婦だったのに、2019年に姉のディカさんに夫婦関係に加わらないかと尋ねたという。

話し合いの末、三角関係の夫婦が出来上がったそうだ。

筆者の勝手な想像だが、ディカさんは母子家庭で苦労していたのではないかと思う。優しいマルセロさんは義理の姉の窮状をどうにかしたいと思いつつ、アナンダさんの手前あまり積極的には助けられなかった。それを察したアナンダさんが「男としての最大の願いは何か」と質問したのではないか? これは筆者の勝手な想像だから事実ではないかもしれないし、もっと別の経緯かもしれないが、このようなことを考えてふと思ったことがある。

昔の日本の大家族だ。

人間関係は複雑になって面倒だが、母子家庭が母と子供だけでやっていくのはいろんな点で難しい。母がきちんと稼いでいても、子供の面倒はなかなか十全には見れないであろう。そんなとき、兄弟夫婦ともし一緒に住まわせてもらえたら、どんなに楽になるだろうか?
子供にとっても、孤独な時間が長いよりは、義理の兄弟と遊べて楽しいのではないか? そんなことを考えた。三角関係の夫婦になるまでもなく、一緒に住んでいれば互いに助け合うことができていいのではないか? 

でも、姉妹のあいだに嫉妬心が芽生えると、面倒なことになるだろう。それを、マルセロ、アナンダ、ディカの夫婦は、「非一夫一婦制の夫婦になる」と決めたことで乗り越えてしまった。三角関係を保つコツは、元記事を読んでください。

新しい家族形態がブラジルで注目されているというのは頷ける。

韓国では婚姻率と出産率が上がった 日本は?

7月25日の韓国・東亜日報によると、5月の出生児数が1万9547人で、2ヵ月連続で増加傾向を示したそうだ。結婚件数も2ヵ月連続で20%以上増加し、2万件を超えたという。

減少傾向にあった出生児数の増加が、結婚と出産が急減した新型コロナウイルス感染拡大による一時的な基底効果にとどまるのか、長期的な傾向につながるのかはまだ分からないと分析している。

元記事はこちら。嬉しいけど不安な結婚・出産の反騰

アメリカ合衆国中央情報局(CIA)が発表している「The World Factbook」によると、2023年(推定)の合計特殊出生率の最新ランキングでは、韓国は 1.1 で世界226位であった。最下位は227位の台湾で 1.09 。両国とも何とか少子化傾向を脱したいと考えている。ちなみに日本は 1.39 で 215 位だ。トップ10はアフリカの国々が占めていて、トップは 6.73 のニジェール。10位はブルンジの4.96 だ。

新型コロナウイルス感染拡大による一時的な基底効果はアメリカでも起きていて、2020年に落ち込んでいた米国内の結婚の件数が21年には上昇し、22年までには年間で1,000人あたり 6.2 の割合に盛り返していたことが米疾病対策センター(CDC)の報告書に記されている。

また、離婚率も減少傾向だという。2000年には1,000人に4だった割合が、2022年には2.4に減ったという。

ある心理療法師によれば、コロナ後、結婚生活を始めるカップルの質が「愛情を注いで結ばれるパートナー」から「親友に近い関係」に変化しているという。

元記事。新型コロナ禍経て結婚が増加、離婚は減少基調続く 米CDCの新報告書

そもそもコロナ後には8割の先進国で出生率が上がっているが、なぜか日本はその波に乗れていないことを、2022年7月の記事で日経新聞が伝えていた。

出生率反転、波乗れぬ日本 先進国の8割上昇

この記事は21年までの統計に基づいているが、最近三年間は日本に上昇傾向が見えてきた。ところがそれは統計のマジックである可能性があるとみずほリサーチ&テクノロジーズは報告している。

少子化に歯止めがかかったのか 近年の合計特殊出生率上昇は、統計のマジックの可能性

都市化が進んだ先進国では、ほとんどの国で合計特殊出生率は2以下で、それ以上あるのはフランスの 2.02 だけだ。ぜひオリンピックに行った人たちに、そのコツを教わってきてほしい。

二酸化炭素濃度の上昇で世界の乾燥地帯が緑化し始めている

二酸化炭素濃度の上昇により砂漠化が加速すると言われていましたけど、実際にはその反対のことが起きているという興味深いレポートをイェール大学の環境学科が運営するYaleEnvironment360というサイトに見つけました。

タイトル
二酸化炭素濃度の上昇で世界の乾燥地帯が緑化

概要
気候変動により広範囲に砂漠化が起こるという警告があるにもかかわらず、大気中の二酸化炭素の増加により多くの乾燥地帯が緑化しており、最近の研究ではこの傾向は今後も続くと予想されている。しかし科学者らは、この増加した植生が希少な水資源を吸収する可能性があると警告している。

BY FRED PEARCE • JULY 16, 2024

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