日本時間 6月24日20時
モスクワ当局は月曜日、米国が供給した長距離ミサイルで行われたとされる、ウクライナによるクリミアへの致命的な攻撃を受け、「結果」に直面するだろうとワシントンに警告した。
クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、日曜日のセヴァストポリ市への攻撃を「野蛮」と呼び、アメリカは「ロシアの子供たちを殺した」と非難した。この攻撃で死亡した4人のうち2人は未成年だった。
「米国が関与したこと、直接関与したこと、その結果ロシアの民間人が殺害されたこと、これが結果を招かないはずがない」とペスコフ大統領は記者団に語った。「その結果がどうなるかは、時間が解決してくれるだろう」。
ウラジーミル・プーチン大統領は今月初め、モスクワが西側諸国を攻撃できるように武装していると発言した。
一方ロシア外務省は、日曜日のクリミア攻撃を受け、リン・トレーシー駐ロシア米大使を召喚したと発表した。
その後声明を発表し、ワシントンは「この残虐行為についてキエフ政権と同等の責任を負う」とし、この攻撃は「罰せられないものではない」と述べた。
ロシア当局は、セヴァストポリへの攻撃は、クラスター弾頭を搭載した米国提供のATACMSミサイルで行われたと発表した。クリミアに設置されたモスクワ当局によれば、この武器はレクリエーション用のビーチやホテルがある地域を攻撃したという。
ウクライナ大統領府のアンドリー・イェルマク代表は月曜日、「ロシアは半島から出て行かなければならない。
「彼らの軍隊と軍事施設は存在してはならない」と彼はソーシャルメディアに書き込んだ。
同様に、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領上級補佐官のミハイロ・ポドリャクも、クリミアは正当な軍事目標だと述べた。
「クリミアは大規模な軍事キャンプと倉庫でもあり、何百もの直接的な軍事目標がある。