令和6年都知事選ポスター問題

今年の都知事選の立候補者は50名を超えました。前回、前々回も20数名と、立候補者数の記録を新たに塗り替え続けてきましたけど、今年はいきなり倍近くになりました。それは一体なぜでしょう?

ひとつには、NHKから国民を守る党が、このようなキャンペーンをしているからです。

ポスター掲示板をジャックせよ。選挙ポスター掲示板の常識をぶっ壊す!

このキャンペーンのおかげで、30名もの候補者を擁立したのですね。いいか悪いかはさておいて、立花氏は頭がいいなと思います。このキャンペーンを簡単に説明すると、こんな感じです。

1.選挙ポスターの掲示場所を使って、NHKから国民を守る党への入金システムをつくる。

2.入金システムを構築するために、一般の人たち(NHK党の支持者でなくても)も喜んで利用できるように工夫する。

3.このキャンペーンを通じて、選挙ポスターという古いシステムを新しくできないか提案する。

いろんな論議が起こるでしょう。まず一番に起きるのは「選挙ポスターをこんなふうに利用するなんてけしからん」という批判というか、叱責でしょうね。そう思うのは当然だと思います。

選挙に行く直前にポスター掲示板を見たら、「私のYouTube見にきてね」とか「今度こういうことやります。応援して下さい」みたいなポスターがズラズラと並んでいて、どれが候補者のポスターか探さなければならない状態になっていたら迷惑千万です。しかも、他党も同じことを始めたらどうなるでしょう? でも、NHK党はこれを事前に、法律的・条例的には問題がないことを徹底的に調べたでしょう。それでこのキャンペーンを開始した。

これは立花氏の日本の政治や経済状況への大いなる批判に思えます。

「法律の抜け穴を見つければ何をしてもいい」

一方で、こんな話も出てきました。

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