北朝鮮はロシアに派兵したのか?

10月17日に「北朝鮮兵1万人がロシア極東に派遣され訓練中って本当?」という記事を流したが、日本のマスメディアでは、派兵は真実だと言い出している。

一方でRTには、以下のような記事が流れている。

北朝鮮、ロシアへの軍配備の主張に反応

西側諸国は両国間の協力を弱めようとしていると、上級外交官が国連に語った。

北朝鮮は、ウクライナ紛争に展開するためにロシアに部隊を派遣したとの非難を否定し、その主張は北朝鮮のイメージを傷つける試みだと一蹴した。

先週、ウクライナのウラジミール・ゼレンスキー大統領は、北朝鮮がロシアに武器と軍人を送り、戦闘に参加させていると非難した。その後、韓国も北朝鮮が紛争地域に軍隊を派遣したとされる件について警鐘を鳴らし、駐ソウルロシア大使を召喚して、モスクワに対し北朝鮮との「関連協力を停止」するよう要求した。

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、北朝鮮軍がウクライナとの戦闘に参加しているという憶測を「作り話」として否定し、その後、モスクワと平壌は「あらゆる分野で関係を発展させている」と付け加えた。また、ロイド・オースティン米国防長官の以前の発言に言及し、国防総省は北朝鮮の派遣を確認できなかったと振り返った。

北朝鮮の代表は月曜日、国連総会の軍縮と国際安全保障に関するセッションで、こうした疑惑を否定した。「ロシアとのいわゆる軍事協力については、北朝鮮のイメージを汚し、主権国家間の正当な友好協力関係を損なうことを狙った根拠のない固定観念的な噂について、わが代表団はコメントする必要性を感じていない」と代表は述べた。

北朝鮮の外交官は、「いわゆる主権国家間の武器移転は、このテーマの議論とは全く相容れない」と付け加えた。

ウクライナ紛争の勃発後、ロシアと北朝鮮は旧ソ連時代から続く緊密な関係をさらに深めた。モスクワと北朝鮮は6月に両国関係を「包括的戦略的パートナーシップ」に格上げする条約に署名し、一方が侵略された場合、他方は「遅滞なく、保有するあらゆる手段を用いて軍事的およびその他の支援を提供する」と規定した。

先週、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は議会に対し、この画期的な文書を批准するよう正式に要請した。

オリジナルテキスト North Korea responds to claims of troop deployments in Russia RT 2024/10/22 10:20

どちらサイドが嘘をついているのかわかりませんが、そのうちには真実になっても不思議はないでしょう。ただ、この件についてあまり騒ぐと紛争開始がそれだけ早まる気がするので、衝突が起きないように願うばかりです。米側が大統領選前に大手を振って攻撃開始したいのかなと推測します。

韓国と北朝鮮の軍事境界線で何が起きているのか

日本の大手テレビではどこも以下と同様のニュースを流している。

このニュースではなぜ北朝鮮が自衛権を行使したと訴えているのかがわからないが、北朝鮮の主張によれば、3日、9日、10日に平壌上空に韓国無人機が進入したと主張しているようです。そして北朝鮮を批判するビラを撒いたとか。それで警戒を強めたそうです。

「無人機侵入」で金正恩氏が協議会招集 「強硬な立場」表明 朝鮮日報 2024/10/15 9:23

中央日報では北朝鮮が京義線(キョンウィソン)・東海線(トンヘソン)南北連結道路を爆破したことに対し、軍事境界線(MDL)南側地域に対応射撃を実施したと明らかにしたと発表した。(北朝鮮、京義線南北連結道路を爆破…韓国軍「MDL南側地域に対応射撃」 中央日報 2024/10/15 14:07) 一方で、東亜日報は北朝鮮が軍事境界線付近に8つの砲兵旅団を配備したと書いている。

軍内外では、北朝鮮の8つの砲兵旅団が保有する長射程砲は、240ミリ放射砲200数門を含め、約570門にのぼると見ている。240ミリ放射砲は最大射程距離65キロで、軍事境界線付近で撃てばソウル北部をはじめ首都圏の攻撃が可能だという。240ミリ砲200門を運用するだけでも、一度に4400発以上発射することができ、致命的な脅威とされる。

韓国軍と北朝鮮軍との一触即発の睨み合いが続いていると思われる。

北朝鮮、長射程砲570門で「首都圏砲撃」と威嚇 東亜日報 2024/10/15 9:25