一つは昨日流れた「敦賀原発2号機 再稼働の前提の審査で不合格 規制委発足以降初」
原発の再稼働を認めない判断は2012年に原子力規制委員会が発足して以降、初めてとのこと。
でも、そもそも原子力規制委員会は、「原子力を規制」するための組織ではなかったか? wikipediaにはこう書かれている。
2011年(平成23年)3月11日に東京電力福島第一原子力発電所で発生した福島第一原子力発電所事故は、原子力発電を推進する「資源エネルギー庁」と規制する「原子力安全・保安院」が同じ経済産業省の中にあるため、同じ官僚が省内の異動によって、推進と規制を往復する人事交流が漫然と行われ、規制対象である電力会社に天下りした退職者が規制行政に公然と干渉するなど、規制機関が監査機能の役割を果たしていなかったことが、原因の一つと考えられた。
この反省に基づき、環境省に新たに外局として、原子力規制に関わる部署を設け、原子力安全・保安院と内閣府原子力安全委員会等、原子炉施設等の規制・監視に関わる部署をまとめて移管することが検討された。
ウィキペディア 原子力規制委員会
二つ目のニュースは「関電 高浜原発1号機 国内初 運転開始50年超 安全性確保が課題」。
現在稼働中の原発は五つの発電所で九基もある。
稼働中の原発。
関西電力株式会社 大飯発電所
三号機と四号機
関西電力株式会社 高浜発電所
一号機、三号機と四号機。
四国電力株式会社 伊方発電所
三号機
九州電力株式会社 玄海原子力発電所
三号機と四号機
九州電力株式会社 川内原子力発電所
一号機
しかも、もうすぐ再稼働するのが女川原発2号機。10月29日にこのように報じられた。