イスラエルの新聞、「Israel HaYom」が、現地2024/7/25 12:30 に、このように伝えている。
タイトル
イスラエル外相、オリンピックにおけるイランの潜在的脅威についてフランスに警告
概要
「オリンピック期間中にイスラエルの代表団メンバーや観光客を標的にすることを計画しているイランの工作員やその他のテロリスト集団からの潜在的な脅威に関する情報を我々は引き続き得ている」とカッツ氏(イスラエル外相)は強調した。
本文
オリンピックがあと24時間(7月26日)で始まる中、イスラエルのカッツ外相は木曜日、フランスの外相に重大なメッセージを伝えた。「イランの工作員とその他のテロ組織がイスラエル代表団のメンバーとイスラエルの観光客を標的にしようとしていることを示す情報を入手している」
フランスのステファン・セジュルネ外相に宛てた外交文書で、カッツ外相は、イランの工作員とその他のテロ組織がオリンピック期間中にイスラエルのオリンピック選手と観光客を攻撃する計画があることを示唆する情報分析結果が存在するため、イスラエルでは(オリンピックが平和裡におこなわれるかという)懸念が高まっていることを強調した。
カッツ外相は、イスラエルの選手や観光客を守るために前例のない安全対策を講じたマクロン大統領とフランス外相に感謝の意を表した。また、イスラエルのオリンピック参加の正当性を否定しようとする敵対勢力に対抗する両氏の努力を称賛した。さらに、カッツ外相は、ミュンヘンオリンピック犠牲者11人の追悼式をパリのフランス外務省で開催するという申し出に対しても感謝の意を表した。
「この祝賀行事に影を落とそうとする者もいる」とカッツ氏は強調した。「オリンピック期間中、イスラエル代表団や観光客を狙うイラン工作員やその他のテロリスト集団の潜在的脅威に関する情報を我々は引き続き得ている。これは、全参加者の安全と安心を確保するという我々の共同の取り組みが極めて重要であることを強調するものだ」
「フランス政府がイスラエル代表団と観光客を守るために実施した特別な安全対策に深い感謝の意を表したいと思います。これは、イスラエルのオリンピック参加の正当性を損なおうとする敵対勢力に立ち向かうというマクロン大統領とフランス政府の決意の明確な証です。さらに、パリで最近行われたイスラエル選手に対する扇動的な言辞に対するあなたとマクロン大統領の明確な非難に深く感謝します」