地球から月までの距離約38万キロ、地球の直径は赤道方向に約12,756km、南北方向には約12,714kmであることを知れば、小惑星「2024 XA」が1355kmまで接近したことはかなり近かったことがわかります。
今までに観測された中で二番目に近くを通った小惑星でした。一番近かったのは、2020年に通過した「2020 VT4」でその距離は368kmでした。
しかし、大切なポイントは「最接近前に観測された中では最も接近した小惑星」ということです。もし地球にぶつかったとしても火球になる程度の大きさでしたから大した問題にはなりませんが、その大きさの小惑星が通過前に観測されたということは、地球に飛来するであろう小惑星をとらえる精度が上がってきたことを示しています。
詳細はこちらの記事にあります。
小惑星「2024 XA」が上空1355kmを通過 最接近前からの観測例としては史上最短 sorae 2024/12/7