ワールド・カウンシル・フォー・ヘルス(WCH)本部のテス・ローリー代表と村上康文東京理科大学名誉教授の対話

WHCは2021年9月に、各国からイギリスに集まった医師、科学者、法律家、人権擁護活動家たちによって設立された、科学と経験にもとづくより良い健康知識を広める「Better Way 運動」を通じて「すべての人が自らの健康と幸せを自由に選択できる世界」を目指している組織です。2024年3月時点で世界45カ国以上、200以上の団体による世界的な連合体となっています。

日本支部であるワールド・カウンシル・フォー・ヘルス・フォー・ジャパンでは、以下の署名を集めていました。
1.死者激増の説明を求める。
2.ワクチンの薬害と死亡の説明を求める。
3.国際保健規則(IHR)とパンデミック条約に反対する。

ワールド・カウンシル・フォー・ヘルス本部(イギリス)の代表テス・ローリー氏と、以前から新型コロナワクチンのメカニズムについて発表していた村上康文東京理科大学名誉教授が、7月29日に対話した内容が、「高橋清隆の文書館」にアップされています。

驚くべき内容なので、ご覧ください。

WCHのテス・ローリー氏らが村上康文教授らと対談 安倍元首相暗殺や国際機関への対抗策など [7.29仙台]

岸田首相は立候補しない

岸田首相が次期総裁選に立候補しないと聞いて、「まあ、そうだろうな」と思った日本人は多いと思う。昨日配信されたBBCの記事「【解説】岸田首相にとって残酷な夏 多くの批判と不満を受け退任へ」を読むと、「誰のために政治をおこなったのか?」と思わざるを得ない。

いろんな疑問がある。

もし首相官邸がマスメディアを操作できるとしたら、なぜもっと有利に運ぶように操作しなかったのだろうか?

一方で、なぜこれほどまでに日本国民に有益な情報を遮断し、国の弱体化を進めるような話を進めるのであろうか? さらに、どうして国会内での質問に対して政府は適切な答えをせずにはぐらかしているのであろうか?

いろんな推測が成り立つだろう。しかし、どの推測も推測でしかない。だから日本人の多くは静観する。正しい態度だと思う。だけど、証拠が上がっている事実に目をつぶるのは正しくない。

いろんな陰謀論と名付けられる論が横行しているが、その中に正しいものがあるかもしれない。それを知ろうとする努力が日本人には必要だと思う。

なぜ日本人は正しい情報を得られないのか? この疑問に証拠付きで答えられなければならない。

この観点から注目するべきは、京都大学を退任させられたという宮沢 孝幸氏の主張。獣医学博士であるが、京都大学医生物学研究所附属感染症モデル研究センター准教授の座を奪われた。その理由が明らかではない。おそらくcovid-19とワクチンに対しての発言が問題視されたと思われる。

宮沢氏の発言は科学的には穏当な内容に思われる。宮沢氏の発言に正しく反論した内容を筆者は目にしたことがない。にもかかわらず、京都大学を辞めさせられた。この辺りに何か大きな問題が隠れているように思われる。

誰が善で、誰が悪かと考えていくと、ミスリードされる。複雑な関係を解きほぐす以外、問題を解決する術はないように思われる。世界中が似た状況に巻き込まれているのではないか?

_______________24/8/16追記

宮沢孝幸氏が京大を辞めた事情の一部が語られています。

ウクライナのロシア侵攻をどう見るか

Responsible Statecraft の記事「シンポジウム:ウクライナのロシア侵攻は実際何を意味するのか?」は、今回のウクライナ軍のクルクスへの侵攻はどんな意味があるかを問うている。

クルクス侵攻の概要はこうだ。8月6日からウクライナ軍は東クルクス地域でロシアに対する奇襲的な国境越え攻撃を開始した。

キエフは、部隊がロシア領に20マイル以上進攻し、約400平方マイルに及ぶ74の集落と町を占領し、100人以上のロシア人捕虜を捕らえたと主張している。

一方、モスクワは侵攻を認めているが、水曜日の時点では、軍が国境を安定させ、係争地域の支配権を奪うために積極的に戦っていると述べただけで、死傷者数や実際の領土獲得範囲に関する公式の確認はない。

ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、この侵攻を「大規模な挑発」と非難した。一方、ウクライナ外務省は、これは領土の保持ではなく、そこに「緩衝地帯」を作ることで、ロシアによるクルスク地域からのウクライナへの長距離ミサイル攻撃を阻止することが目的であると述べている。

そこでResponsible Statecraft のスタッフは、10人の幅広い外交政策の専門家たちに次の質問をした。

「ロシアのクルスク地域への現在のウクライナ軍の侵攻は、より広範なウクライナ戦争にどのような影響を与える可能性があるか?」

10人の専門家たちはいろいろな答えをするが、立場の違いよにって色々と表現は違うが、総じてこのような話をしていた。

1.この作戦のみをみた場合、戦略的な意味はあまりない。なぜなら、ロシアがウクライナの侵攻した先を奪還しようと思えばすぐにでもできるからだ。ただし、視点を広く取るといろんな意味が見えてくる。

2.この作戦はウクライナという国から見ると、あまり合理的なものではない。だから、ロシアはそのようなことをされるとは予測していなかっただろう。奇襲作戦という意味ではある時点までは成功と言えるかもしれないが、長期的展望から考えると、かなり疑問が残る。

3.クルスク侵攻は、クルスク原子力発電所を含む広大な土地を奪取し、モスクワに既成事実を提示して、迅速に停戦を強制し、ウクライナの条件で和平交渉の場を設けるための交渉材料として使用できるという前提に基づいていたようだ。しかし、それに失敗した。

4.ウクライナは戦って勝てるということを西側諸国に思い出させ、武器や弾薬を送るという継続的な犠牲は無駄にならないだろうと思わせるためには有効だった。

そこで、識者によってその長期的展望にはいろんな説が生まれてくる。

1.ロシアへの心理的影響。

2.ウクライナがこれから何を始めるのか。

3.二国間の紛争のさらなるエスカレート

4.西欧諸国がどのようにこれに関わるか。

それぞれにそれほど長くはないインタビューだったので、あまり詳しくは答えられていないが、気になったのは、以下の二つのコメント。

ウェズリアン大学の政治学教授であり、コリン・アンド・ナンシー・キャンベル地球問題・民主主義思想教授であるピーター・ラトランド氏

この襲撃の軍事的コストと利益に関係なく、これがキエフにとって政治的クーデターであったことは疑いの余地がない。

確かに、ゼレンスキーはこのところ戦いに少し消極的になった感が、海外のメディアでは伝えられていたため、「この侵攻は武器供与によっていきなり強気になったのか?」と思っていたが、政治的クーデターだとしたら、辻褄が合うかもしれない。

スティーブン・ウォルト、イェール大学ロバート・アンド・ルネ・ベルファー国際問題教授

ウクライナのロシア侵攻は、ウクライナの士気を高め、キエフへの支援を続ける自信を西側諸国に与えるためのサイドショーだが、戦争の結果には影響しないだろう。ウクライナ軍は、防御が不十分なロシア領土約1000平方キロメートルを占領したと伝えられている。ロシアの総陸地面積は1700万平方キロメートル以上で、ウクライナが現在「支配」しているのはロシアの0.00588%だ。

比較すると、ロシア軍は現在ウクライナの約20%を占領しており、昨年夏のウクライナの攻勢の失敗は、ウクライナがこれらの地域を奪還することがいかに難しいかを示している。この侵攻はプーチンにとってちょっとした恥辱かもしれないが(ロシアがヨーロッパの他の地域を侵略するにはあまりにも弱すぎるというさらなる証拠でもある)、ウクライナの運命は、この作戦ではなく、ウクライナで何が起こるかによって決まるだろう。

一方で、ロシアを視点の中心に考えている田中宇氏の論は注目に値する。

ウクライナ戦争で米・非米分裂を長引かせる 田中宇の国際ニュース解説 24/8/14