今もある狂犬病

日本では、もうほとんど聞かれなくなった狂犬病ですが、まだ海外には存在します。

大分大学グローカル感染症研究センターの西園晃教授などの研究グループがフィリピンで狂犬病の疑いで入院した人たちを調査して、感染源を調べたところ、狂犬病の感染源として特定された犬のうち、年齢がわかった犬68匹に対し、生後一歳未満の犬が40匹いたそうです。つまり生後1年未満の子犬に噛まれ、発病した人が多かったのです。

狂犬病の罹患者は、アジア、アフリカを中心に年間5万9千人もいるとのこと。可愛い子犬でも海外では狂犬病の可能性がまだあります。もし噛まれてしまったら、念のため医療機関で治療してください。潜伏中に治療すればほとんど治りますが、発症すると死に至る病です。

狂犬病の感染原因は子犬にかまれたケースが多いことを解明 NHK 24/7/29

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